草津温泉
2018年 02月 22日
草津白根山の噴火で宿泊客が減少するなどの影響が出ている麓の群馬県草津町の草津温泉をもり立てようと、日本有数の温泉地である大分県別府市が、こんなキャッチフレーズの新聞広告を九州地方の新聞に掲載した。
草津温泉と別府市の「別府八湯」は、全国の旅行業者らが選ぶ「にっぽんの温泉100選」(観光経済新聞社主催)などで常に上位を争う好敵手。
「今が一番苦しい時。風評被害に負けずに、一日も早く元気になってもらいたい」。
草津本白根山の噴火について
最終更新日:2018年2月3日 更新
草津本白根山噴火に関し、不安とご心配をおかけいたしております。
報道にあるとおり3000年以来の噴火と言われております。噴火により噴火警戒レベルが3になりましたが、本白根山と草津温泉街は5キロメートル以上離れており、全く温泉街には危険が及ぶ位置にありません。当然のことですが、草津町長として噴火口周辺を暫定的に2キロメートルの立入りを禁じていますが、その範囲以外は危険はありません。この度の噴火の被弾距離は約1キロメートルと推定しております。
火山噴火はマグマ噴火、マグマ水蒸気噴火、水蒸気噴火と分類されますが、今回の草津本白根山で発生しているのは水蒸気噴火とされ、マグマが噴出し温泉街に到達するような事はありえません。また、一部報道で言われている融雪泥流の問題は火山の種類から考えられません。
すでに本日1月24日より天狗山スキー場、御成山スキー場は営業を再開します。また、殺生クワッドリフト、青葉山ゲレンデの営業も近日中に行う予定です。
なお、(湯釜のある)白根山の噴火警戒レベル1の規制範囲(500m規制)に変化はありませんので、志賀草津高原ルート(国道292号)は関係者との協議を行いますが4月に開通を予定しております。
草津町は情報収集を行いサイエンスの視点から対応しておりますので、安心して草津温泉にお越しください。
平成30年1月24日
草津町長 黒 岩 信 忠
※ 一部、分かりづらい表記を訂正させていただきました。